太陽にほえろ!:週刊少年サンデー08/48号2008/10/17

どっちも殉職しそうだ(笑)

 すいません。次号、49号はまたまた休載です。単行本作業が危なくなる前に手を打ってもらったってカンジ?
 現在はCDジャケットイラストの作業中。DVD特典もやる予定でしたが、そっちはとりあえずエンディングイラストを三枚、カードか何かにしてつけてもらうことにしました。あれもかなり気合い入れて描きましたので、よろしく。谷崎・局長・マッスルあたりが自分でお気に入りですね。「普段あまり見せないカッコ良さ」みたいなのを出そうと頑張りました(笑)。
 
 ・・・ところで、よろしければ下のリンクの画像をごらんください。アマゾンの<MY WINGS (初回限定盤)>ページです。



 ヤバくね? めっちゃ可愛くね?

アニメ第29話2008/10/19

痛いの痛いの、とんでけ~
 不二子が代弁する女性側の立場と、皆本の男性としての立場の違いを表明したエピソード。女性目線で読むと、『チルドレン』は<背伸びした女の子の、年上のお兄さんへの恋>の話です。しかし男の側としては、それを認めるとロリコンになるのでマズい(笑)。
 
 末摘さんのホスピスは、アニメでは伊豆半島のどこかという設定。薫たちが立ち寄ったのは「バナナワニ園」ですね。ウチの息子はワニが小芝居するたびに笑ってました。ちびっこ対策、成功セリ!?
 息子によると、クラスの友達もけっこう見てはいるらしいのですが、内容がちょっとエッチなのであまりおおっぴらに「見てる」と言えない空気らしい(笑)。
 
 末摘さん役は下屋則子さん。四宮豪さんのじーちゃん役、アダルト末摘チルドレン、ゆかなさんの月●先生、中村悠一さんのケン●ロウなどなど、役者さんたちの演技を楽しめる回でしたね。萌え死に&大笑いさせていただきました。みなさん、ありがとうございます!
  
 
 ところで、ひとつだけ原作者チェック。
 不二子の回想カット、水着がもし不二子の私物なら、もっとフェミニンな、当時流行のスタイルになると思うんだよね。あれは訓練の合間というイメージですので、水着は軍の支給品、戦前の競泳水着のスタンダードの旧スク水。だもんで、アニメではピンクでしたが、ここは紺か黒であるべきです。いや、あくまでも考証としてだよ(^^;)? 
 
 ちなみに、通常知られているスク水は前半分だけがスカート状なんですが、アニメではいつも前後両方になってます。でも、あれを間違いとするのは早計です。
 
 合成繊維ができる前の素材は絹で、水を吸うと体に張り付いて透けやすかったそうです。そこでツーピースにして、下はパンツ、上はワンピーススカートにしたのがあのデザインの始まり。色が暗いのも透けるのを防ぐため。水の抵抗を軽減するためにも、当時としては機能的なデザインで、ベルリンオリンピックの選手もソレっぽいのを着てます。
 
 その後上下が一体化してワンピースになり、でも60年代までは前も後ろもスカート状だったらしいです。次に製造工程を簡略化するため、でも胸元から入った水を逃がすため、下腹部だけが二重になってるというあの構造に。ただしそれ以降もカタチは残して、お尻にああいうステッチがついているものもあったようですよ。
 
 あ、いや、あくまでも考証(以下略)

ウチの子、某番組に出られなかった・・・(>_<)2008/10/20

もったいなくて飾れない
 青山先生の原作をもっと大事に(笑)!! いや何を言っているのかわからない人は気にしなくていいのですが。

 ところで、『獄・さよなら絶望先生 上』に薫がカメオ出演させてもらってますね! ありがとうございます!!

 というわけで、気を取り直してちょっとCM。アニメ版権の来年のカレンダーのガラ刷りが届きました。あんまりステキだったのでチラ見せ。加々美さんと西尾さんの手による美麗なイラスト、あまりのふつくしさにうっとりです。お忙しい中、ありがとうございます!!

 重しに使っているのはDVD三巻の特典、収納BOXです。自分の絵だったので「あれ? 描いた覚えないぞ!?」とボケたことを一瞬考えてしまいました。単行本イラストのレイヤーを組み合わせたものですね。どういうわけか、写真では青い帯に隠れてる底の部分にもイラストがあります(笑)。買ってね。

アニメ第30話2008/10/26

Fly me to the moon
 すげえ盛りだくさんの回ですね。シナリオチェックもスムーズで、「なぜジェ●デッカー?」とつっこんだ程度(笑)。作画もいい絵と動きが入ってて、前半・後半ともにすごく楽しかったです。ありがとうございます!
 
 店長役は『マイトガイン』『ビーストウォーズ』等の中村大樹さん。<普通の女子行員>さんは『武装錬金』ファンにお馴染み、柚木涼香さん。結婚式ではきっとでっかい槍でケーキ切る予定だったのですね(T_T)。真っ赤な誓い~!!
 
 OP・EDにさらに修正が入り、おそらくこれで完成ですね。動きのタイミングが変わっていっそう気持ちよくなってたり、兵部の血が増えてさらにふつくしくなってたり(笑)。
 
 
 漫画で「子供が余計な気を回すな!!」を描いたときには、まさかTVアニメになるとは思ってませんでした。で、こうして動いて音がついてオンエアしてもらって・・・・それでもやっぱりこのシーンはギャグネタとして生きているという、嬉し悔しい状況です(笑)。
 
 ああいう商品が出て、しかも売れたりなんかすると、漫画家に入るお金はケタが違います。でも私の場合、一生遊んで暮らせる莫大なお金が入ってきたらたぶんもう漫画描かないと思うので、これも漫画の神様の「描け、この野郎」という思し召しかも・・・いや、まあ、こうして描きたいものを描かせていただけて、それで食わせてもらえて、いい出来のアニメにまでしていただけたってのは、それだけでもものすごい幸せなことです。

 ま、これからも頑張れば、いつかは人間の心もグラム単位で買える金が入るかもしれないよネ!! ・・・・・・・・・・ごめん、センセイは心の汚れた大人です。