逃げちゃ駄目だヨ? :週刊少年サンデー09/34号2009/07/10

アンビリカル・ケーブル切断!! でもそんなの関係ねえ!


 今週は休載明け34号分。今回なんだか描いたキャラの数が多くて、時間もかかったし右手が痛え。まーでもその分、入れたい要素はおおよそ全部入りました。


 薫のエア・カプセルは、風船の皮のようなフォース・フィールドで空気を封じ込めてます。「タオルの中に空気を入れて湯船に沈める」というイメージ。これなら浮力も同時にコントロールして、うまく潜れそうです。そのかわり深度が増すと水圧も加わって、カプセルが縮んで気圧が上がるという設定。ワタシはスキューバやったことないんで、賢木が言っていた安全対策は、趣味でやってる担当とインターネットが主な情報ネタ元です。

 減圧症は高圧環境で呼吸をしたあと浮上することが原因ですので、素潜りなら心配要りません。ただ、ワタシは早い深呼吸を繰り返して体内の酸素濃度を上げてから潜ってたのね。この「ハイパーベンチレーション」というのは実はかなり危険なのだそうです。たしかに長く潜れるんですけど、酸欠の限界になると、苦しくなる前に突然失神しちゃうのだとか。


 ・・・・・これからの季節、みなさん周囲の子供に気を配ってあげてくださいね。事件や事故で子供が亡くなったというニュースが、ワタシはホントにダメなので。幼少の頃に少々トラウマがあって、水の事故は特にダメ。

 水難救助の基本は「しがみつかれないように後ろから」です。助けるときに火事場の馬鹿力を使い、そのあと力尽きるというのもよくあること。空のペットボトルにフタをするとかなり浮力が得られますんで、シャツの中に仕込むとか上手く使えば成功・生存率が上昇するそうですよ。