チルセルリアンマスコット :週刊少年サンデー09/38号 ― 2009/08/04
休載明けから始まった新エピソード、二話やったあと、37号がまた休載です。今回アップした原稿は休載明けの三話目、38号。
休載続きで申し訳ないのですが、ワタシだけでなく進行に余裕のない執筆陣はこの前後に休載。なんだかよくわかりませんがこの夏は合併号がないらしいのね。でも印刷業界は普通にお盆休みがあるので、この38号、全ページの入稿を一日でやらなければいけないのだとか。今日の編集部はおそらく修羅場です。
休載週にはまた、こまめな更新をしたいと思います。
さて、ネタバレしたくないので内容についてはあまり書けませんが・・・・馴れないモノがたくさん出てくる話になっちゃって、資料集めるのにもそれを描くのにも手間取ってます。また、執筆に当たって複数の方の協力をいただいてまして、贅沢な作りのエピソードとなっております。
キッカケはワタシが「紫穂のワガママ」と称した一連の流れで、私の中の彼女も「こんなことになるとは・・・・軽い気持ちでリクエストしただけなんだけど」つってますね。
さらにそれを受けて、葵が「軽い気持ちで言うな!!」と・・・・・・・・・・・・・なんかだんだんマジで戸松遥さんと白石涼子さんによく似た声が脳内から聞こえるよーな気がしてきたので、センセイもう寝た方がいいですね?
ちなみに本物の白石さんはちょくちょくこのブログを読んでくださってるそうで、イベントでお会いした折「名前が出てると嬉しいです」とおっしゃってくださってました。
CDのCMで、着ぐるみからスポッと顔を出すのが可愛いったらもうだったので、アフィリエイトを貼らせていただきます。ワタシはもちろん限定版の方を買います。なぜなら脳内の葵がワタシにそう命令を(早く寝ろ)。
高橋留美子先生のアトリエ ― 2009/08/06
お忙しい中、久しぶりにお邪魔してきました。お会いするたびに天才の秘訣を必死に分析するのですが、今回も7~8時間も漫画について話しこんで、結論は「すごい人だ」で終了。本当に漫画が好きで、自然体で作品に取り組んでらっしゃる方です。
ブログのネタにする許可をいただいたので特別公開。写真は海洋堂製作の一点ものフィギュアだそうです。鉄砕牙だけで5~60センチあります。す・・・すげええ。
休載補完計画第2弾開始 ― 2009/08/12
おはようございます。予告通り連日更新を始めさせていただきたいと思います。
皆本ハーマイオニーを使ってみたら、そのあまりにアレな雰囲気に自分で吹いてしまった。なんの漫画だ、これ(笑)。
ちなみに「紫穂のワガママ」というのは、ガールズバンドを組むことだったわけですが、あれは・・・・どうなんだろう、『けいおん!』ネタってことになるのかな? ワタシ、あの番組は途中で見なくなっちゃったので、少なくともノリノリで「パロディーやろう!」というわけではないです。
薫の誕生日にみんなでなにをするのか、登場人物と一緒に考えているうち、紫穂からと思われる「サイコメトリーで楽器演奏というのを本編でもやりたい」という電波を受信して、そういう流れになりました。で、「ちさとちゃんはピアノかキーボードが規定事項。葵はまったくの素人なので、クラシックのカルテットとかはさすがに無理かな。あとの二人はなんでもできるから・・・・ギタートリオとキーボード?」ってなカンジ。
最初のネームでは葵をドラムにしてたんですが、担当編集者曰く
「僕もバンドやってて、担当はドラムです。言っておきますが、ドラムが一番素人には敷居が高いですよ。やらせるならベースです」とのこと。
ひとつ言えることは・・・・・楽器はめんどくさい。あと、ベースの弦が四本だということを初めて知りました。『光速ライダーマッハ涼』並のゼロからのスタート(笑)。
執筆作業の方は現在二本進行中、原稿アップは週末ごろかと。
いえ、こんな漫画じゃないんですけど ― 2009/08/13
パンドラキッズ ― 2009/08/14
ワタシはダメになった(?)あとのパティちゃんが大変好き。貴族的な風貌にもかかわらず、オタクな欲望まっしぐら。彼女はそれが楽しくて幸せで、救いのない不幸な過去も癒やされるという・・・なんか泣けてくるくらい愛おしい奴です。
ワタシは心のどっかで漫画やアニメが人間を救えると信じてちゃってますし、そうあるべきだと思ってます。それはたぶん、自分が子供の頃に何かをもらったからではないでしょうかね。藤子・F・不二雄先生には特に大きな借りがあるように思います。
別に高尚でなくたっていいのです。笑えたり泣けたり萌えたりできて、あとそれに加えてほんのちょっとだけ、現実の何かについての示唆があれば。安くて低俗な娯楽のクセに、そういうものが含まれてるところがたまらない。
まーパティはハマる作品をそういう基準で選んではいないと思いますが(笑)、彼女にとっては初めて知る、平和で楽しくて罪のない、夢中になれる幸せな遊びなのです。それを守るためなら、命だって賭けるはず・・・・・そう思うと、可愛くて愛おしくて泣けるでしょ(笑)?
話は変わりますが、ティムとバレットは自分たちのことを非モテだと信じ込んでるみたい。あまり社会と接触しておらず、ある種のステレオタイプなイメージと自分たちを同化しているからでしょうかね。
描いてる最中、「いや、お前らカワイイから! 大丈夫だから!」と言ってやりたいと思いました。