なんとか夏を乗り切りましょう :週刊少年サンデー11/33号2011/07/05

 二本ネームを切って、一本目が完成。引き続き二本目の作画中です。これで締め切りのプレッシャーは少しマシになるはず。夏の停電対策で印刷所の締め切りが早まったもんで、ワタシはともかく、担当がこの世の終わりみたいな声を出しやがるのですよ(笑)。あとウィキペディアには「最近は休載という事態も増えてきている」とか書かれてるし。美神描いてるときも休載は定期的にしてたっちゅうねん。

 締め切りを巡る作家と版元のあれこれは、江戸時代から続く古典的なシチュエーションで、お互い愚痴も言い分もあって、その内容も昔からさして変わってません。仕事はつつがなく進行しなければなりませんし、一方で出来の悪いものを印刷しても誰も得をしないわけで。「いいものを早く入稿する」「しかもそれが刷っても刷っても売れる」という理想を体現していらっしゃる人がごくまれにいらっしゃるのが困ったものです。なぜそういう希有な例がスタンダードであるかのように言われるのかがよくわかりませんが。

 ま、自分がそうなればみんなが幸せになりますし、なりたいと思わない漫画家はいません。オーケー、なってやろうじゃないですか・・・・・・・・いつかネ♡



 ところで入稿してから気がついたのですが、今回33号の原稿の中にある「仏間」についてのとあるキャラのセリフが、若い読者には意味が伝わらないかもしれないなと。単行本収録の際にはもう少し修正するとして、本誌をお読みいただいている方のためにちょっと事前に解説を。

 まず、仏壇を置いている部屋(普通は和室)のことを仏間といいます。法事をするための部屋で、旧家なんかだと親戚が大勢集まるために広くとってあります。そして核家族では亡くなった家族の方がお祀りされているだけですが、旧家では一族の大勢の方の遺影がずらーっと鴨居に並びます。子供の頃祖父母の家に行って仏間に入ると、それがなんかちょっと怖かった・・・みたいな思い出がある方は多いと思いますが、一方で最近はそれわかんない人も多いかと。うっかりみんながそういうの知ってるだろうという前提でセリフを書いちゃいましたけど、TVや映画でもそういうのめっきり見なくなりましたしね。まーとにかく、そういうものだと事前に覚えておいていただけると。

 

コメント

トラックバック