未来の思い出 :週刊少年サンデー11/42号2011/09/08


 『絶対可憐チルドレン』最新27巻は9月16日ごろ発売です! 都合により今回はリーズナブルな通常版のみの仕様になっております。買ってね ♡


 単行本収録のチルドレンの出会い、その後の兵部の過去、そして現在のエピソード・・なんか最終回っぽい展開になってますが、そういうわけではありません。ザ・チルドレンもいよいよ中2。いわゆる中2展開というやつ----センセイ今うまいこと言った! うまいこと言ったよね!?

twitterラクガキ集2011/09/10

 ツイッターで時々描いてたラクガキだけを集めてfacebookのアルバムにしてみました。リンクはこちら。

 何枚かたまったらまた逐次追加していきますが、facebook自体はどう楽しめばいいのかよく分からないので他は放置。

冷蔵庫の中からのアングルを最初に発明したのは誰なの :週刊少年サンデー11/43号2011/09/14

 描くと暗くなるのであまり触れないでいた<バッド・エンド>の一部を描いております。超能部隊のバッド・エンドはもう起こってしまったことですが、こちらはまだ未来の話なので、もちろん回避することが物語の軸になります。しかし両方のバッドでヒドイ目に遭う不二子ちゃんって・・・実は薄幸なのでしょうか。


 さて、担当がハシラ(ページの端のスペース)に「重大発表!」とか書いてますが・・・・まあたしかに嬉しいお知らせではあるのですが、ちょっと盛り上げる方向が違うと思うのです。絶チルファンがその文面から期待するであろうアレを考えるとナニですが、そうでなければじゅうぶん嬉しいアレですから。一応絶チルでは初のナニがアレしたということなので、そういうナニでアレしてください。担当にはもう少しファンの気持ちをアレするようにナニしておきます。そして件のアオリを見た、よその部署に異動した元担当からメールが。
「アレがナニしましたか!!」・・・だめだこいつら。早く何とかしないと。

 そう言えば昔のようにベテランの先生に張り付かなくなったせいか、最近の編集者には漫画家の仕事場もブラックボックス化しているようで、どーも仕事の状況や仕事中の作家の心理とかを読んでくれない。近頃はツイッターなどという便利ツールもありますが、それはあくまでも大勢読者が見ているのを前提で書かれているわけで。もちろんお客さんには「プチ旅行楽しんではるわー」とか「元気につぶやいているなー」と受け取っていただきたくて書いているのですが、仕事の相方としてはその裏に隠された情報を読んでください。

【例】

●あまりPOSTしてない → 集中しているか他のことで忙しい
●頻繁にPOSTしている → 仕事机にじっと座った状態で煮詰まっていて、横のPCをいじりながらストレスに耐えている
●ラクガキをアップ → 集中力が出ないのでなんとかその入り口を探している

●「プチ旅行なうー!楽しいなあ」 → 「もー仕事場にいるのが耐えられない」
●「声優さんとごはんなうー!きゃっほう!」 → 
「声優さんとごはんなうー!きゃっほう!」
●「( ゚∀゚)o彡°おっぱい!おっぱい!」 → 「( ゚∀゚)o彡°おっぱい!おっぱい!おっぱい!おっぱい!おっぱい!おっぱい!おっぱい!」

 さあ君も、レッツ・リード・裏!

オトナの時間 :週刊少年サンデー11/44号2011/09/21

 この次45号は休載です。ワタシはもう命を削るような無理はしない方針なので、もらえる休載は遠慮なくもらうのですが、編集部が休載をくれるのはいつもイレギュラーの仕事が重なったりした結果、スケジュールがギリギリのギリギリなのがしばらく続いたタイミングです。したがって休載することで入稿スケジュールは正常化しますが、ワタシ自身は別に休んでないのですよ。

 で、「『休みはちょくちょくやってる』みたいなカンジになってっけどさー、要するにそれは編集部がきわどい入稿のプレッシャーにワタシより先に音を上げたというだけじゃん」と言ったら「じゃあたまには休養をとってください」ということで、48号も休みになりましたありがとうございます(笑)。

 ふだんは何をするにせよ仕事の合間に時間をちょろまかすといったアレなので、本当の休暇がまる一週間というのは久しぶりです。スケジュールを先行する必要もあるのでフルには休めないと思いますが、この数年子供とは予定が合わずどこにも行ってないので、どっか連れてったりしたいなと。漫画が雑誌に載っていない状況を漫画家が喜ぶのはどうかと思いますが、これくらいは許していただきたい。

*   *   *   *


 さて、ワタシから見ると、中学生というのはどんな美少女も子供です。見た目が大人びていたとしてもよほど早熟で頭のいい子でないと、話しぶりや表情で「ああ、ほんの子供だな」と思います。したがってまあ手を出すことはないでしょう。いやマジでマジで。その程度にはワタシは健全です。大丈夫ですよ・・・・・・・・たぶん。

 が、ワタシの脳内『絶チルアカシックレコード』においては、若いとはいえワタシよりも遙かに健全で自制心も強いと思われる皆本が、そろそろチルドレンへの立ち位置を変化させることになっております。それはいったいなぜなのか・・・・とまあ、そういうことを描き始めたのが今回のエピソード。ワタシの思惑に彼らがどう反応していくのかは描いてみないとわからないことも多いので、作者としてもそこら辺は興味を持って見守っているところです。

センセイ仕事場に自作のフィギュアが並んでいる漫画家になりたいです :週刊少年サンデー11/46号2011/09/30

 限定版付属として現在制作中のフィギュアはとりあえず兵部と薫ですが、紫穂・葵・皆本・賢木が欲しいという方もぜひともご購入いただいて打線をつないでいただきたい。思えばワタシの作品は不思議なほど立体物と縁が薄くて、あまりノウハウもありません。ので続けていけば商品のレベルも上昇すると思います・・・ていうか、関係各社のみなさまは遠慮しないで企画どんどん持ってきていいのですよ? 美神とかも喜んで許可しますよ? あんまり原作に忠実にする必要もないですよ? 美神のドレスがたゆんたゆんの柔らかそうなおっぱいにピッチピチ張り付いてる質感に命かかってる、みたいなの歓迎ですよ? おっぱい?

 抱き枕とかも全然出して欲しいんですけどね-。なんかちょっとエロっぽい商品を持ち込むとワタシが怒るとか思われている節があって、心外です。ワタシは自分のキャラがそのまんまではマニアックな客層には売れないと思ってはいますし、かといって芸風をあまりソリッドにするのは能力的に難しいから無理する必要もないと思ってます。が、「もっとこう描けばいいのに」というアレンジのご提案はひゃっほうなのです。ていうか商品出て欲しくない漫画家があろうか。そしてそれが売れて嬉しくない漫画家があろうか。「いやーんうっかりスカート履き忘れちゃったー♡」みたいなフィギュアも全然あっていいのですよ? 自分ではたぶん描かないと思いますけど。いやできれば描きたいとは思っているのですが、なんかこう、ナチュラルにしれっとそういうのを描けないというだけです。スカート履き忘れた女子が嫌いな男子があろうか。


 さて、本編。兵部とフェザーはどっかで死闘を開始しているはずですが、それ以外のみなさんはラブコメ的展開です。しかし人数が多い上に全員私服なので、画面に出して動かすだけでイッパイイッパイという感じ。てか眠い。あんだけ言ってもまだ休載中は漫画家休んでると思われてるみたいですけど、それは次の休載でやっとかなうのです。だから俺、次の原稿終わったら家族で温泉に行くんだ・・。