間違えて先週行きそうになったのは秘密だ ：週刊少年サンデー11/50号 ― 2011/11/01
＜皆本・兵部・賢木の性転換バージョン水着仕様＞というアレなイラストでワタシも参加しております震災支援チャリティー同人誌「LOVE ACROSS JAPAN-日本中に愛を-」の販売イベントが、11/5（土）～6（日）栃木県栃木市「蔵の街ふるさとまつり」で＜山車会館＞付近の空き店舗をお借りして行われます。
当日は原画などを展示、他のメンバーに混じって『絶チル』の生原稿もございます。また、6日12:00からはワタシも現地で販売をお手伝いいたします。ご購入いただいた方には他にも何かイイコトがあったりするかもしれませんので、お時間ある方はぜひお立ち寄りくださいませ。東京からほんの100キロ。車やバイクで遊びに行くにはちょうどいい距離だし、新幹線ならあっという間。その先の日光なんかではそろそろ紅葉も見頃なんじゃないでしょうか・・よく知らないけど。
ちなみにキャラの性転換バージョンというのは、ジャンルとして存在するのは知ってたものの何が何やらよくわからなかったのですが、その直前に星野リリィ先生が性別反転おとめ妖怪ざくろをラクガキしてらしたのを見て「おお・・・!? なにか・・なにか新しい感情がわき起こる・・!! これか!! これなのか!?」と目覚めて描いてみたものでございます。他にチルドレンの男性化バージョンとかも考えてみたりなんかしてますので、そのうちどっかでこっそり漫画にしてみたい。んで同人誌にして知人のブースでこっそり売るのが夢なのですが、まあそんなヒマと余力があったら本編に使えという常識的な結論に達するのが常なので、どなたか描いてくださってもよくってよ？
さて、本編は久しぶりに予知回避任務。そして久しぶりにザ・ハウンド登場。アニメで初音役を演っていただいた清水愛さん（超かわいい）に、偶然ちょうど初音を描いている最中にツイッターで話しかけられたりなんかしました。これは運命かも知れませんね！
しかし同時にちょうど友達とうんこの話で盛り上がってる最中だったりもしたので、特にワタシの好感度ポイントが彼女の中で上がったとかそういうことはないと思います。そういう運命なのです、どうせ。そういや去年の今頃は白石涼子さん（めちゃめちゃかわいい）とご飯食べましたが、そんときもなんだか『お兄ちゃんのことなんかぜんぜん好きじゃないんだからねっ!!』の話からシモネタの話になって、センセイの好感度ポイントは著しく低下した気がします。あと平野綾さん（すんごいかわいい）と最後に交わした会話もシモネタだったような。浅野真澄さん（やっぱりかわいい）ともシモネタトークばっかだし。ていうかよく考えたら最初にうんこの話してた相手もかわいい女性たちで、一人はやはり声優の吉田真弓さん（かなり可愛い）・・・・・・何をやってるんだろうな、ワタシは。
結論：シモネタはよくない。
リスナーがゲストになってスタジオに。夢が叶う・・アニスパ ♡ ：週刊少年サンデー11/51号 ― 2011/11/10
年末進行に向けて、体調の調整に努めてます。しかし「仕事のことは完全に忘れよう」という時に仕事の連絡をしてきたり、遊んで帰ってきたら「いかがでしたか！ リフレッシュできましたか！ 楽しかったですか！」と目を輝かせる担当。お願いだ、ワタシを追い詰めないでくれ(笑)。
ところで、文化放送ラジオで１２月３日に『A＆G超RADIO SHOW アニスパ！』（註１）４００回記念公開生放送があります。その前半にゲスト出演することになりました。
スタジオを見学し、大好きな浅野さんや鷲崎さんにお会いできるのはたいへん嬉しいのですが、ワタシは普段、放送禁止用語やシモネタをフツーに使います。引きこもって漫画の分析や展開を考えたり打ち合わせたりする生活を二十年、一般の人とはちょっと違う言語体系になってしまっているのかもしれません（註２）。しかも後半のゲストは放課後ティータイムのみなさんです。世界中のアニメファンが彼女たちの登場を待ち受けているわけです。前半で番組を混乱に陥れたり妙な空気にして盛り下げたりした場合、身の危険を感じます。
一緒に出演するのが畑先生ということなのですが、彼はその辺ソツがないので、ますます不安です。ワタシが地雷を踏むことで、比較対象の彼のパブリックイメージが上昇するというのは悔しい。「それに比べて畑先生はちゃんとした素晴らしい人だなあ」とかいう間違った認識が世間に広まることは避けたい(笑)。
で、関係者様には「数秒ディレイで放送するか何かしないと放送事故になる可能性があります。その辺をパーソナリティーのお二人やスタッフがコントロールできるならお引き受けします」というお話しをしたところ「大丈夫です」とのお返事。「それは今ここにある危機を本当に把握した上でのことだろうか」と思ったところ・・・・・・ゲストはあとお二方いらっしゃいました。声優の佐倉綾音さんとライターのマフィア梶田さん（註３）です。もう安心ですね！（なにが）
（註１）：以前にも書きましたが、ワタシはしばらくアニメを見なくなってた時期があって、絶チルの映像化の話をきっかけに情報を収集し始めて、あらためてアニメの面白さを再発見してファンに復帰しました。で、若手人気声優さんのことも勉強しようと思っていろいろ調べていたところ、たくさんの役者さんをゲストに招いて楽しいトークを展開する『アニスパ！』に出会い、知り合いが保存していた過去の放送なんかも大量に聴いて、この番組の大ファンになったのでした。
（註２）：たとえば美術の世界においては「人体というのは男性か女性かどちらかしかない」のが常識です。男性と女性では骨格や肉のつきかたなど様々な違いがありますが、性器についてもタブー視はしません。腰のパーツを考えるとき、漫画のような単純化された絵であっても、それ自体は描かなくても、意識する必要のあるものなのです。同様に、登場人物の深層心理やコンプレックス、プロットの中にある隠された主題なんかを分析する際、我々は全てをタブー視したりせず、言葉を尽くして考えます。それが社会的にどういう用語かとかは二の次なのです(笑)。
（註３）：めっちゃ頭が良くて面白い人です。中村悠一さんや杉田智和さんと仲が良くて、オタク系のディープな話やシモネタが素晴らしいことで有名。ツイッターではこの三人を一緒にフォロー推奨。
All work and no play makes Jack a dull boy. ：週刊少年サンデー11/52号 ― 2011/11/16
仕事での集中力が落ちて、身体がだるくてイライラするというのが続いてますが、ここんとこ毎週少しずつ「先週よりマシだな」と思うので、回復傾向にはあるようです。まーワタシは胃も悪いし太って血圧も高めだし運動不足で喫煙者で過食気味で昼夜逆転してて、こういうことはこれまでも何度も定期的にあるので、眠れるうちはあまり気にしてません。週刊連載しながら健康という人たちの方がどうかしているのです（断言）。
さて、これから年末にかけてバリバリに忙しいことになってて、だからこそ遊ばねばなりません。ツイッターはひきこもって仕事しながらいろんな人にかまってもらえるという、漫画家には夢のようなツールですね。先週はブログのネタがきっかけでマフィア梶田さん、杉田智和さん、浅野真澄さん、中村悠一さんにかまってもらってめっちゃ楽しかったです。
昨夜はアニメで初音を演じていただいた、人気声優の清水愛さんにツイッターアカウント告知ラクガキをプレゼントしたりしてました。
釣りとサバゲーが趣味だとおっしゃるので、それならゴスロリ衣装に銃持ってる絵にすれば彼女のファンにドッカンかなと思い、「じゃあキャッチフレーズは『日本一可愛いサバゲプレイヤー』にしましょう」と言うと「私なんかより可愛い方はたくさんいらっしゃるので・・」とのこと。
そんなサバゲー、ワタシは参加はもちろん見たことない(笑)。どうやら時代が変わって女子サバゲファンが少なからずいるらしいので、至急エアガンと装備を整えたいと思います。美女を撃つのをためらう俺！ そして美女に蜂の巣にされる俺！ 股間を撃たれて「ヒットおおお！」と叫びたい（やかましい）。そんなわけでいつかワタシも混ぜてください。
そして本日は『超！Mobile A&G presents あさのますみの生放送！』が22:00から。ワタシが出演するわけではありませんが、他のみなさんに混じってちょこっとだけかんだりしてますので、ぜひご覧くださいませ。視聴方法・再放送スケジュール等はこちら。
さて、絶チル本編は横溝正史パロディーですが、その有名な名探偵・金田一耕助といえば頭をバリバリかいてフケを飛ばし、事件はぜんぜん防げず、決めぜりふは手遅れになってからの「しまったああああ!!」という印象。もちろん皆本には全部やっていただきます(笑)。ミステリ部分に関しては・・・まーアレだ、ちゃんとしたのが読みたい人はコナン読んでください(笑)。
締め切りよ、驕るなかれ ：週刊少年サンデー11/53号 ― 2011/11/24
「金田一風チルドレン」完結です。
次はもう2012年1号ですね。早いです。
毎年思うけど絶対去年より一年が経つの早い。歳をとるというのはそういうことなんでしょうけど、原因はやはり経験の少ない若い頃は毎日が新鮮だったということでしょうか。とすれば、毎日を新鮮な気持ちで過ごせれば時間が経つのがゆっくりになるのでしょうか。締め切りまでの7日を10日間くらいに感じることは可能でしょうか。ほんで一日中ゲームやったり漫画を読み返したりするあの頃に戻れるといいなあ（仕事は？）。
さて、ひとつめの単行本作業がもう少しです。年内にもう一冊分やらなければならないのでかなり大変。無事に年を越せるようがんばります。
一足お先にあけましておめでとうございます ：週刊少年サンデー12/01号 ― 2011/11/29
体調回復したようです。仕事のコンディションというものはいい時の方が珍しくて、長くやる以上はベストでない状態でもアベレージを維持することが大切です。つーてもここんとこなかなか周期が来なくて、あれやこれやジタバタしてました。今度こそ、常に高いレベルでコンディションを維持するための奥義をつかんだような気がするのですが(笑)、これまでの経験からいって、体調が回復周期に入るといろんなことが前向きになるし、悪くなると何やっても無駄って気もしますね。むしろ自分のバイオリズムに沿って計画を立てるべきかも知れない。
年末はまだ予断を許さない状況で、特にこの２週間くらいはかなりキツイです。風邪でもひいたらアウトですが・・・・・まあ、最悪の場合でも誰かが死ぬわけでなし、できるだけ楽しく頑張ります。
本編は新エピソード突入です。ネタバレしたくないので内容については触れませんが、なんかワタシの漫画じゃないみたいな流れになってます(笑)。年末年始はこの話でいきますんで、よろしくお願いします。
そーいや先日ツイッターで某人気声優さんから「センセイの喜びそうな兵部京介の中の人のツンデレエピソードが」と、公共の場で密告がありました(笑)。
一緒の現場で仕事した後、みんなで酉の市に行ったそうなんですね。で、兵部の中の人は最初パスするつってて、仲間みんなで「そんなこと言わずに一緒に行きましょうよー」と強引に誘った結果、「少しだけだからなっ！」とつきあってくれて、結局案内までしてくれたのだとか。
きゃああああ、ゆっちいいいいいいいいい!!（←乙女回路暴走中）
というわけで、そのお二人がアニメで出演してくださった『絶対可憐チルドレン』、最新２８巻は12/16日ごろ発売！ 今回は中の人がリアルツンデレと判明した兵部京介のストラップフィギュアつき限定版もご用意！ ぜひお買い求めくださいませ
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そして今週土曜日は畑先生と一緒に、ラジオ番組『A＆G超RADIO SHOW～アニスパ！～』公開生放送に出演の予定。ぜひ聴いて・・・・欲しいような欲しくないような。状況によっては我々二人とも仕事を抜けられなくてドタキャンという可能性も・・・・・あ、でも会場に当選されたみなさま、お会いできるのを楽しみにしております。そちらはＨＴＴが楽しみ？ ワタシもです。たぶん畑先生も(笑)
