だんだんワルになりつつある京介くん :週刊少年サンデー13/27号 ― 2013/05/28
しばらくブログの更新休んでました。
「アニメが終わって燃え尽きたんだろう」とかきいたふうなこと言われるのがあまり好きではないので言いますが、違います。アニメ放送前にすでに燃え尽きていたのですが、アニメの宣伝や援護をしたいので放送終わるまではがんばってたのです(`・ω・´)キリッ
そして本編は仲間が初めて戦死する話で、描くのがつらかったんですわー。キャラが死ぬシーンってのはドラマの見せ場なので、手をつける前はけっこう楽しみにしてたんですが。
今回兵部たちが参加した戦闘のモデルは「ニューギニア沖の戦い」です。
●太平洋各地に拠点を確保した日本軍に対し、連合軍はいよいよ反撃を開始。重要拠点であるラバウル奪還のため、こっそり機動部隊を出動させる。しかし警戒中の日本軍偵察機があっさりそれを発見。
●とはいえ日本軍も機動部隊はよそに行ってて間に合いません。ラバウルに配備された戦闘機は燃料増槽が届いておらず、現場海域まで行けるのは一式攻撃機のみ。それも魚雷でなく対地攻撃用の爆弾を積んでの出撃。
●結果として日本軍攻撃隊は米軍の艦載機の返り討ちに遭い、爆弾は一発も命中させられず、ボコボコにやられました。が、発見された上に燃料を消耗したため、米機動部隊は作戦を中止して撤退。日本側は「大勝利」「敵空母大破」と、話を盛って発表。
●この数ヶ月後、日本の連合艦隊はミッドウェー海戦で壊滅的な打撃を受け、戦況は致命的に悪化。
作戦としてはかなり無茶で、それでもなんとしても米機動部隊は撃退しなければいけないという状況だったわけで、日本軍のやられメカとして有名になる攻撃機に乗って出撃した乗組員の気持ちや最期の状況を想像すると、これもかなりつらいですね。米側の空母レキシントンものちに悲惨なことになります。
一応絶チル時空は大筋では史実とリンクしてるとはいえ、例によってかなりテキトー・・・・・もとい大胆にアレンジしてるんで、あくまでも漫画内の出来事はフィクションです。ていうかそもそも超能部隊なんかいねえ。
ただ私、コメリカ艦隊を発見した日本軍偵察機として、戦闘機を描いちゃいました。「燃料増槽がないため戦闘機は現場まで行けない」というのがあの状況のキモなので、テキトーとはいえこれは痛恨のミス。漫画内のなんちゃってウソ歴史なんだから二機分だけはあったという話にすりゃあいいような気もするんだけど、「ない」と説明してるわけだし、単行本収録の際には史実と同じ大型飛行艇に変更する予定。まあ、直したからといってそれで面白くなるとか読者が喜ぶとかそういうポイントでも全然ないのですが。
とにかく超能部隊から初の戦死者が出たという、絶チル的にはここが大事。そしてちょっとだけアニメ『THE UNLIMITED兵部京介』をフィードバックしてみましたんで、アンリミで絶チルを知ったというみなさまもぜひ、原作漫画をよろしくお願いしますね!
ちなみに発売中の絶対可憐チルドレン34巻限定版には、アニメキャストによるアンリミのCDドラマが付属しております。さらに29日にはDVD・ブルーレイ第3巻が発売! 音声解説は兵部役・遊佐浩二さんとユウギリ役・東山奈央さんだよ!
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