可憐Girl'sにサインもらったよ(^_^)v :週刊少年サンデー08/32号2008/07/02

なぜか半笑いがよく似合う
 なんとか予定通り、衝撃の(というほどでもないけどね)ラストにたどり着きました。ネタバレを避けたいので、本編についての言及はしばらく控えます。
 
 えー、で、代わりになんの話を書きましょうか。
あ、そうだ、浅野真澄さん、『アニスパ!』でまたネタ振っていただいて、ありがとうございます!!  というわけで、リスナーのみなさんに釈明を・・・・って、ワタシどんだけこの番組好きなんでしょうか(笑)。

 打ち入りの抽選会で賞品のiPodがワタシに当たってしまって、でもワタシ、どういうわけか、すでに5個も6個も持っているのですよ。
 アニメの関係者を慰労する会ですから、立場的にもあんまり申し訳なくて(しかも司会の横でプレゼンテーターの役をやらせてもらってた(^^;))、再抽選をお願いしたんですが・・・抽選プログラムの都合で、ややこしいことになっちゃって。
 で、座が白けそうな気配に「あうあう・・・それじゃもーワタシの独断でどなたかに・・・え~、じゃあ『ますみん』に!!」

 ご迷惑とは承知しつつ、とっさに<声優アワード・ベストパーソナリティー賞受賞>の彼女なら、うまくまとめてくれるだろうと思っちゃったのです。浅野さんは不意を突かれて驚いてらしたものの(そりゃそうだ、すいません)、パッと切り替えて「番組での私の貧乏話を、センセイ聴いててくださったんですね!」と場をとりなしてくださいました。いやホントありがとうございました!

 柏木朧役の浅野真澄さんがパーソナリティーをつとめる超人気ラジオ番組・『アニスパ!』は、文化放送で毎週土曜日夜9:00から放送中! 次回7/5のゲストは紫穂役の戸松遥さんです!! 声もお姿も人柄も、めっちゃめちゃカワイイぞ(*^_^*)! しかも、その次7/12は平野綾さん。

 このラインナップ・・・ジェネオンさんの援護射撃? あるいは本当に浅野さんの影響力(笑)? その辺の事情はワタシにはよくわからないけど、みなさん聴いてくださいね!
 

 ついでに、「次世代ワールドホビーフェア」で、ワタシもサイン会に参加することになりました。詳細は週刊少年サンデー本誌か、WEBサンデー(http://websunday.net/)で。特設ステージの方にはアニメの主演声優さんたちもいらっしゃると聞いてますので、ぜひお越しくださいね!!

チラ見せなんかアリキタリ?:週刊少年サンデー08/31号2008/06/25

制服の方が簡単ですラクチン(作者が)
『チルドレン公式携帯サイト』に加入しました。個人的には「ESPメール」が面白くて仕方ないです。これまでのところ、ナオミ・皆本・マッスル・兵部からメールをもらいました。

 受信メールの差出し人に「梅枝ナオミ」なんてあるのを発見すると、すっげー嬉しいんですけど、ワタシの場合直前まで本人を描いてたりして、なんか混乱します。さらにその日、ナオミ役の藤村さんにお会いして「ナオミちゃんからメール来ましたよ!」・・・・って、もうなにがなんだか(笑)。そーいや兵部役の遊佐さんも加入してくださってて、「自分・・いや兵部からメールが!」とかおっしゃってました(笑)。
 
 こっちからメールを送ると、しばらくしてランダムに返信が来るってシステムなんで、「原作者の椎名です」とか「ごめん、来週落ちるかも」とかちょくちょく送ってます(笑)。文面はワタシが見ても違和感なくて、マジでキャラクターにメールもらったような気がするよ。いい仕事、ありがとうございますm(_ _)m。
 
 月額315円、待ち受けや着ボイスもあります。みなさんもよろしければアクセスしてみてくださいね。
http://www.z-child.com/

 そして10歳の美少女三人ユニット・可憐Girl’sが歌うアニメ主題歌『Over The Future』発売中です! わ――――――――――――
 
 
 さて、作者がヘロってる割には妙にテンション高い本編。てか、ヘロってるせいでフロシキがだだ広がりになったってのが真相なのですが。パンドラ集合なんか当初のプロットにはかけらもなかったです(笑)。
 それでも大筋は思惑通りに進行中。兵部も納得してくれたらしく、ワタシの邪魔をしませんでした。・・・キャラに気を遣うなんて妙な話なんですが、こんな風に感じられるのは物書きとして幸せなことです。

5年3組です:週刊少年サンデー08/30号2008/06/17

らららこっぺぱん~
 いよいよ兵部少佐が本格的に介入。こいつ、本当にいつもいつも作者の思惑を超えて動きます。

 さて、ちょっとがんばって二本同時進行にしたら、あっという間にHPがなくなりました。途中でひとコマ描くのも困難な状態になっちゃったんですが・・・なんだろうな、これ。ストレス? 自律神経失調? 集中して漫画描くには大量のセロトニンやドーパミンが必要だし、たまには外で運動もした方がいいんだろうなあ。とりあえず仕事の合間にダンレボやってみます。

 そんなわけで薫たちのクラスが、以前4コマでは「5-1」だったのに、今回「5-3」になっちゃってるのは大目に見てください(^^;)。仕上げ段階で気づいたけど、もう直す気力も時間もなかったし、29号でもやっちゃってたので、4コマの方が間違いってことで。

このリアクションを実際にやる人を見たことがない :週刊少年サンデー08/29号2008/06/12

 『犬夜叉』が次号で最終回です。高橋留美子先生、お疲れ様でした! 執筆作業はたしか先週。るーみっくプロでは最終回は歴代スタッフや編集や友人が集まって、みんなでワイワイと原稿を仕上げるのが恒例で、元スタッフのウチの奥さんも行ってきました。ワタシも混ぜて欲しかったんですが、自分の進行がヤバすぎて無理でした(T_T)。
 
 そんなわけで、スケジュール立て直し中。現在二本同時進行です。一本目が先週よりさらにギリギリでしたが、ワタシより遅い先生がいたそうで、すげえ(笑)。気の小さいワタシはそんなこと続けてたらあっという間に胃に穴が開くので、すぐに二本目を・・・と思ったけど、ちょっとだけ抜け出して三雲先生と飲んできました、すいません(笑)。
 
 三雲先生は頭が良くて才能もすごいけど、人柄も温厚で素敵な方です。ああいう人にワタシもなりたい。ウチの子がホントにお世話になりました、ありがとうございます!

ツンデレの女王 :週刊少年サンデー08/24号2008/05/02

 次号に休載をもらったので、デフコンが1から2に下がりました。まだキューバ危機なみ(笑)。
 
 今回は薫の幼年期にひとつ区切りをつけるエピソードでした。澪は薫の<シャドウ>で、彼女の分身で可能性の一つです。でも実際に薫の将来に重要な影響を与えるキャラだったのはちょっと意外でした。

予想以上に長く連載させてもらえて、トドメにアニメにもしていただけたことで、作品に何かが起きつつあります。26号からの新エピソードは<暫定最終回>になりそうですので(笑)、単行本派の方もしばらく本誌読んでいただけると嬉しいです。まだどうなるかはわかりませんが、予想通りにコトが運ぶと、ラストはみなさんちょっと驚くかも。
 
 
 さて、アニメでは主にシナリオの監修をやらせていただいてます。修正をお願いしたり、シーンを書き加えたり。
 たとえば第一話なら、<パスワード『ソロモン』>とそれに関する<皆本の優しいフォロー><ツンデレ薫>あたりがワタシの提案です。二話の<薫の臨死体験>なんかも原作では皆本の視点を重視してカットしたけど惜しいと思ってたパーツで、アニメには入れてもらいました。三話でこぼれた<トンネルの誘惑>はシリーズ後半のどこかでそのままやってもらえないか交渉中。
 
 先週の第四話は、ふでやすさんのシナリオがあんまり面白かったので、ワタシはほとんど何もしてません。「三人羽織は無理がないか」と言ったけど、監督は「いや、アニメではいけます」ということで、却下。絵の可愛さもあって、確かに心配したほどの違和感なくて納得です。あと薫の「もう逃げないのかい~?」は原作でちょっとヤリスギたかなと思ってたので(笑)、PVのときから「表情をもーちょっと抑えませんか」と腰が引けてました。でも加々美さんも川口監督も「いや、これでいいのです」「声が平野さんだから大丈夫ですよ」とのことで、実際その通りでしたね。元々は自分で描いたわけですから、くやしいようなうれしいような。
 この回ワタシが手を出したのは谷崎の「また一歩理想に近づいた!」というひと言くらいですね。元々のシナリオではナオミのキレっぷりの描写に意識が向いてて、谷崎と変質者が二人で喜んでたので(笑)、「締めは谷崎の台詞にして、彼の業の深さにスポットを当ててほしい」とお願いしました。
 ナオミのエピソードを二本合体させたのは西園さんの構成案が元になってます。<万引き疑惑>のネタは後ほどあらためてやることが決定してますのでお楽しみに。
 
 そんなカンジでワタシも共犯になって楽しんでます。基本的には極力脚色を活かす方向で作業しているので、ある種の化学反応も生まれているのではないでしょうか。ではまた、日曜日に。