発売翌日なので解禁 :週刊少年サンデー08/34号 追記2008/07/10

L.M.モンゴメリ女史に捧ぐ(いや捧げられても)
 …というわけで、『絶対可憐チルドレン』は<中学生編>に突入します。
 
<薫が自分の幼少期を受け容れる><少年時代にとらわれそうになる皆本を、チルドレンが成長の価値を説いて引き戻す>・・・ときたら、次はもう実際に育つしかないなと。
 
 ネタふりはしたものの、まさか本当に成長を描けるとは思っておらず(笑)、なんというか感無量です。打ち切り覚悟で自分が大事にしたいテーマを重視した作品ですので、支持してくださった読者の皆様、リスクを承知でアニメ化してくださった関係者の皆様には驚きと感謝の気持ちでいっぱいです。企画当初から考えると、現在の状況は夢のようです。
 
 最初はワタシだけが愛おしかった、ワガママでクソ生意気でマセた問題児<ザ・チルドレン>を、理解してくれて、優しく見守ってくださって、もー本当にありがとうございます。こんな作品がいまだに連載できているというだけでも、今の少年誌の状況からいって異例のことなのに、アニメや小説・ゲームにしていただき、キャラクターが成長することができたというのは、みなさんがくれた奇跡としか言う他ありません。
 
 みなさんの愛情と助けがなければ、「ザ・チルドレン」は成長することはもちろん、今生きていることすらできませんでした。先ほど目を閉じて、ワタシの心の中のチルドレンに、どう思うか訊いてみたら・・・・三人とも笑顔いっぱいで「ありがとう!」と答えました。
 あれほど望んでいた『オトナ』に一歩近づけるというのが、“嬉しくて誇らしくて、それを可能にしてくれたみんなが好きでたまらない”のだそうです。

 彼女たちの分ももう一度お礼を。本当に、本当にありがとうございました!
 詳しい解説はまた次回に。

コメント

トラックバック