アニメ第15話2008/07/13

象が!!
 知っているかね? グリシャム大佐の声はトミー・リー・ジョーンズの吹き替え等で知られる菅生隆之さん。『逃亡者』『追跡者』のジェラード捜査官ですよ、みなさん!! アイキャッチのアドリブは「もう一杯」・・・BOSSですね? BOSSなのですね(笑)!?
 首相のアイキャッチも吹きました。レギュラー化!? そして四宮豪さんのアドリブ「バベル民営化」で、反発する役人の気持ちがわかりました。たしかに困るなあ、それは(笑)
 
 グリシャム大佐が語った物語は、ノンフィクション童話『かわいそうなぞう』(土家由岐雄・作)が元ネタ。実話が元になっている、有名な反戦児童文学の傑作ですね。パロディーではなくそのまんまの引用なのですが、調べてみたら当時の公文書や報道記事にも、象の死についての断片的な情報があります。だからまあ、このくらい簡略化しての引用なら怒られないと思うんですけど。
 東京・上野動物園には今も、戦時中に処分された動物たちの慰霊碑があります。ああダメだ、ワタシこの話、思い出すだけで泣けます。象が・・!!
 
 個人的にはそのあとのメアリーがツボ。アグレッシブでおツムが単純な彼女が「戦争ヨクナイネ~」と泣きじゃくるところは自分で大好き(笑)。『かわいそうなぞう』は世界中で子供に読ませてもらいたい。特に北米の某大国。
 
 シナリオ段階でギャグや見せ場が不足してるように思ったので、紫穂のおとり捜査などを追加してもらいました。けど普通に可愛くて、あんまりギャグになってなかったなあ。先週が先週だったし、きっとスタッフが萌えてしまったのですね(笑)。