お見合い編終了:週刊少年サンデー09/06号2008/12/17

原稿じゃないですが

 早朝に原稿がアップして、そのまま電車に飛び乗って狭山湖にプチ輪行(自転車をたたんで電車で遠くに持っていく)しました。担当の「待ってください、その前に読者プレゼント用の色紙を!締め切りはとっくに過ぎてて、他の先生のは全部集まってるんですよ!」という悲鳴は無視。だって、とにかく気分転換したかったんだもん。

  自転車だけで行ける距離だけど、電車で移動したのでちょっとだけ旅行気分も味わえて、現地で遊ぶ時間はたっぷり。天気は良かったし、山の中は気持ちよくて(『となりのトトロ』の舞台なんですよ)、林道で野生のヤマウズラが目の前を横切って和んだり、固形燃料で湯を沸かしてカップラーメン食ったり、しばらくはものすごくご機嫌でした。が、漫画家のクセに読者を放置して遊んだ罰が当たったようです。
 
 キツい坂道を「ふはは、これはメタボな俺に対する挑戦だな!? そう簡単にワシは黒王号(仮名)を降りぬわ!!」とハイな状態でグイグイ登ってたら・・・・・・信じられないことにハンドルを固定するステムが、ボッキリ折れました。さっきまでハンドルだったステッキ状の物体を両手で持ったまま、しばし呆然。
黒王号(仮名)おおおおおー!!?」


 重いワタシが10年以上乗ってる折りたたみ自転車なんで、金属疲労が来てたようです。走行中にハンドルが折れるって・・・・・・一歩間違ったら大惨事。幸い怪我はありませんでしたが、山の中で完全に修理不能の状態です。半泣きでとぼとぼチャリンコを引きずって下山。ハンドルがプラプラしてるんで、大変でした。
 タクシーでいったん帰宅して、修理のためにショップに行こうとしたら、今度は車のバッテリーが上がってた。泣きっ面にハチです。なんかもうどっと疲れが出て、そのまま謝恩会にも行かず寝込みました(T_T)。

 その後速攻で色紙を描いたのは言うまでもありません。読者プレゼントの他、家族や知人に頼まれてた分も合わせて六枚。あと、単行本やらなんやら、合わせて10枚くらい。みなさんあってのワタシですごめんなさいもうしません遊ぶことばっか考えてないで仕事します。