アニメ第39話2008/12/28

キスは大人になってから

 この回、後半Bパートだけアフレコ見学させてもらいました。何で後半だけなのかというと、例によって執筆が押して遅刻したのです。この日は可憐Girl'sがキャストの集合前に別録りのために来てたんですが、そのせいで会えなかったのが一生の不覚。
「そーいう大事なことは前もって言ってくださいよ!?」
「今日に限って椎名さんが来るっていうから、てっきり知ってるものと思ってましたよ? 『Girl'sが目当てで、きっと誰かに聞いたんだな』って」
 どーも関係者全員がそう思っていたようで・・・・ちょっと待って? そこには何か「椎名センセイは美少女のこととなるとモノスゴイ執念だから」みたいな間違ったプロファイリングがあるよね(笑)?
 
 
 今回の夢はただの夢ではなく、予知を元に兵部が組み立てた、実際に起こることのシミュレーションです。『チルドレン』ではエスパーとノーマル、それぞれの「正しさ」が衝突して、お互いが破滅する未来が待っています。テロとか戦争とかってそういうことですもんね。でもそこから抜け出すヒントは、もうこのエピソードの中に入ってます。
 「<子供の魂>を取り戻したとき、出口が見いだせる」・・・・意識的にやってたわけではないのに、なかなかいい主題ではないかなと思ってます。ちなみに薫の「ものすごい下ネタも思いつくけど~」というのは『赤毛のアン』のアン・シャーリーのセリフのパロディ。
 
 で、そのシーンの平野さんと中村さんのラブシーンを生で聴いてたわけですが。お二人とも素晴らしかったです、ありがとうございます! でもワタシは照れて照れて、なんだかもう。
 
 東野の「カニキングカードやる」を受けたちさとのセリフ、元はたしか「いいよ別に」とか、そんなでした。その場でふと思いついて『いらない』とか『え~欲しくない』とか、冷めたカンジでお願いできますかね」と音響監督にリクエスト。
 どうでもいい話に熱心につきあってくれるのはソレを仕事にしているキャバ嬢やホストくらいのもので、誰でも興味ないことには冷淡になります。空気読み損なって女の子にそれをやられちゃうのは、非モテ系男子にはリアルな日常。ワタシは福原香織さんの声質と柔らかい芝居が大好きで、その彼女の声でやられたらダメージでかくてゾクゾクするなあと(笑)。

 兵部が皆本に渡した写真に書かれていた字は、遊佐さんの字です。監督がスタジオで書いてもらってました。
 クレジットされてませんが、少年兵部の声は井上麻里奈さんです。

 この日は本編収録後にCDドラマの収録も二本あって、皆本・賢木チームとダブルフェイス・局長・柏木チームが、どっちが先に収録を済ませて帰るかを、阿弥陀くじで勝負して盛り上がってらっしゃいました(^_^)。
 負けて順番を待ちながら悔しがってる小杉さんたち。浅野さんが「小杉さんと少しでも一緒にいたかったから嬉しいです♡」と冗談でフォローしてて、ワタシの好感度ゲージ振り切れました。その気配り、素敵です、ますみん。
 男性チームのは、皆本と賢木のコメリカ時代の思い出。女性&局長チームのは、秘密のガールズトークってカンジです。年明けには可憐Girl's、ザ・チルドレン、お兄さん'sのアルバムも出るのだとか。買ってね。

 そうそう、ワタシからのリクエストをジェネオンさんと川口監督が聞いてくださって、今回だけEDが二番です。歌詞と内容を合わせてもらったのです。ありがとうございます!


 さて、次週は総集編。本当は放送ないはずだったのが、急遽番組編成上やることになったのだとか。一瞬「え!? スケジュール破綻して一本欠番になったの!?」とビビりましたが、そういうわけではないようです。中尾さんと佐藤さんのナレーションも編集も良くて、かなり楽しめますよ。ぜひ見てくださいね。BGMとして発売前の賢木のキャラソンがちらっとかかってましたけど・・・・谷山さんの歌唱力ぱねえ。仮歌の歌手の方も難しそうだった曲なのに、見事に歌ってらっしゃいます。