皆本くんのドヤ顔 :週刊少年サンデー11/11号2011/02/03

どやっ!?

 先日3D対応のPCを買ったついでにフジフィルムの3Dデジカメを買って、遊んでいるうちに大ハマリ。公園のカモとか写真に撮っても、家で見たらどってことない絵じゃないですか。それが3D写真だと、多少構図がまずくたって被写体がありきたりだって、丸い後頭部とかお尻とかの立体感がたまんない(笑)。先週の江ノ島では水族館の大水槽の写真なんかが大当たりでした。なんかこう、藤子・F・不二雄先生の「ミニチュアカメラ」とかそんな感じの楽しさです。

 で、今週は仕事明けに東京上野にある国立科学博物館に行ってきました。気合いの入った常設展示や、まもなく終了の企画展示「空と宇宙展」の<はやぶさ>実物大モックアップ、ついでにアメ横や上野公園なんかも撮影。休日に引きこもってるよか外に写真を撮りに行く方が健康にもいいので、この際飽きるまであちこち撮影に行きたいと思ってます。海外なんかもいままでめんどくさいと思ってたけど、風景を撮るためだけに行きたいですね。

 さしあたってTDLに写真を撮りに行きたいのですが・・・・・オッサンが独りで行くのはかなり勇気が要ります(笑)。子供は学校があるのでつきあってもらえるのは混雑している休日だけです。嫁はTDLはあまり好きじゃない。ワタシはあの作り物っぽさがたまんないんですけど、彼女はそこがダメなのだそうです。

 というわけで現在、つきあってくれる若い女性が手配できないか思案中(笑)。いや一緒にTDL行ってくれるだけでいいの。オジサン何もしないから(オジサンはみんなそう言う)。


 さて、本編はあまり女っ気のない状態で進行中。メアリーがいますけど、今回はあまり話にはからみません。『美神』の頃よりは男子キャラを可愛く描くことにも心をくだいてますが、やっぱワタシはどーしようもなく女子が好きです。男ばっかだと描くのがなんかつらい(笑)。ああ、女子・・・・・・ドゥドゥドゥッドゥー♪(ジョン・レノン風に)。来週は女子がもうちょっと出るといいなあ。


ある意味こいつがエスパーキラーだと気がついたなう :週刊少年サンデー11/12号2011/02/10

惚れないエスパーはワルだけさ~♪

 花粉症でここしばらくうっとおしいことになってました。以前ファントムと戦ったときに皆本も発症してたので、その後もアレルギー反応は続くと思うのですが・・・・・まあ、漫画でそれを描写してもあまりメリットはなさそうなのでスルーの方向で(笑)。かなりの人が患ってるわけですから、フィクションの世界でももっと花粉症設定の人いてもよさそうなんですけどね。現実と違って漫画の男子にはあまり乳首が描かれないとか、そういうアレ?(ひどいまとめ方)

 さて、本編は・・・どうなんでしょうこれ。昔男子校を受験したときどっちをむいても男子ばっかりで気分が悪くなったのを、描きながら思い出しました(笑)。いや別にセンセイは皆本も賢木も兵部もリバティーベルズもハミルトン兄弟も可愛がって描いてますよ? 物語は言いたい主題にそって展開してますし、悪くない話だとは思ってますよ? 思ってますけど、なんというか、過去これほどまでにチルドレンのちちとかしりとかふとももが恋しかったことはないです。登場したときに全裸にしてしまうのではないかと心配ですね(ひどいまとめ方)。

 ワタシは多分に女性的なところがあると自認してますし、ゲイ的な要素も多めに持ち合わせているのではないかなと思います。しかし・・・・・やっぱダメ、心底女子が好き。だもんで、たまにそっち系の人にモテるのはまんざらでもないのですが、それでも期待に応えることはどうしてもできないので許してくださいごめんなさいやっぱりお友達のままでいましょう(ひどいけど仕方ない)。

 

案ずるな、峰打ちだ :週刊少年サンデー11/13号2011/02/17

飛天御剣流!!


 いきなりですが、この次14号は休載です。

 休載っていうと漫画家は休んでいると思ってる人多いけど、たいていの場合休んでませんから(笑)。多くの場合作業スケジュールが通常進行よりも一週間近く遅れて落ちる落ちないのギリギリになってて、編集部や印刷所が限界に来たから「掲載を休む」だけであって、作者が休んでいるわけではないのです。そして休みたければ作業が遅れないようにすべきなのですが、休みがとれるほど余裕が生じるとその分他の仕事もしちゃうので、やはり休めない罠。

 ただ、この歳になってくると、毎週非常事態態勢で仕事し続けるのはどうなのかと思います。で、なんとか集中力を高めてストレス低めで効率よく仕事を続ける方法を模索して十数年。いまだによくわかりません(´Д`)。

 こないだちょっと思ったのは、「集中してる状態というのは時間を忘れてるよな」と。つまり「早く描こう」と思ってる時ってのは集中できてないわけです。みなさんもそうだと思うんですが、がんばってなんとかしようと思うときって、「(; ゚Д゚)カッ」と気合い入れますよね。それ、逆に集中を阻害してるんじゃないかなあと。

 少し眠くなってる頃ってのが一番リラックスして集中してるような気がします。余計な力も抜けてて、ストレスも低めみたい。その分他のことがお留守になりますが、まあ結果的に仕事が早く進めばそっちをなんとかする余裕も生まれるわけで。

 というわけで、次の原稿からはあえてぼーっとした状態で描いてみることに決定。
「ザ・チルドレン、解禁ー( ゚д゚)」
「おっしゃー( ゚д゚)゚д゚)゚д゚)


 さて、文化祭篇を収録した『絶対可憐チルドレン』最新25巻は2月18日ごろ頃発売! 今回はスクールカレンダーつき限定版もございます。また、小学館さんと提携した書店さま「サンデーサポーターショップ」でお買い上げになると、購入特典イラストカードをプレゼント。カードは集めると一枚の絵に仕上がる仕様で、しかもスクールカレンダーのケースにぴったりおさまります。よろしくね♡


サブタイトルは昔のTVドラマです :週刊少年サンデー11/15号2011/02/26

DVDBOX出たのが嬉しかったもんで(;´∀`)

 アニメ『GS美神』で美神令子を演じていただき、ドキンちゃんやブルマさんの声でみなさんおなじみ・鶴ひろみさんが出演された舞台にご招待いただきました。彼女の役どころは「昔可憐な美少女だったけど、失恋してやさぐれて最終的にホームレスになっちゃったおばさん」。物語は彼女の過去を軸に進みます。ボロアパートの一室を舞台にして、非常によく練られたキャラクターたちのドラマが展開。

 まーたしかにやさぐれたキャラなんですが、お芝居なんだからもちろんそんな中にも可愛い愛嬌がある女性でなければいけません。もちろん鶴さんカンペキです

 夢で過去の恋人に再会して、見た目そのままでヒロインの心が少女に戻るというシーンがあったんですが・・キャラクター切り替えの瞬間はゾクっとしましたね。そんな鶴さんに演じていただいたおかげで、美神令子はより魅力的なヒロインになって、今も大勢の人に愛されているのだなあと思いました。

 でね、「演劇っていいなあ、ワタシもいつか脚本とか原案で関わったりできないものかなあ」と妄想してみたのですが、件のシーンでワタシは条件反射的に<自分が白目になって顔に縦線入って背景にイナズマフラッシュ入って、「ひろみ・・・恐ろしい子!」というフキダシが上に浮かんでいる>という絵を思い浮かべ、しかも無意識に頭の中でペンと定規でそれに仕上げをしておりました。マジでマジで。というわけでワタシは骨の髄まで漫画家で、演劇向きではなさそうだという結論。

 鶴ひろみさま、舞台関係者のみなさま、素敵なお芝居ありがとうございました!仕事の都合でご挨拶できなかったのがたいへん心残りで残念です。



 さて、休載明けは二本仕事で進行中で、引き続き16号の執筆。一応事件の決着まで描いて、次回はエピローグ&新エピソード。買ったばっかのキネクトで踊りながらがんばります。部屋が狭いもんで、いきなりぶんまわした右手を本棚にぶつけたりしてますが。あと膝に来るなあ、これ。