「ナギ」って誰よ(笑)?:週刊少年サンデー07年42号 ― 2007/09/08
よくわからないなら紹介しなけりゃいいのに・・・って、いやまー担当がものすごいヘコみようなのでツッコミたくはないのですが、ここまでの流れからいったらツッコまない方が気になるのではないかなということであえて(笑)。
さて、二本仕事で余裕を持ったスケジュール進行のはずが、雑用が入ったり体調を崩したりでまたギリギリ進行に。ワタシの体はストレスが一定量たまると、シシオドシのように定期的にカッコンとなるようです。こんなことならちゃんと夏休み取れば良かったよ。
で、今回は机に向かっているより自室で倒れている時間の方が長かったのですが、ワタシの引きこもり部屋には100インチの液晶プロジェクターがセッティングされていて、そいつでHP回復のためにひたすらアニメを見てました。もう長いこと真剣にアニメ見てなかったので、ちょっと勉強しようと思って、そらもー片っ端から。
結果、「コレだ!」と思ったのは『涼宮ハルヒの憂鬱』と『らき☆すた』でしたが・・・あとで自分に驚いたとゆーかあきれたとゆーか。前知識ほとんど無しにこの二本を選んだ俺っていったい(笑)。いやでも明らかに最近のテレビアニメの中で突出してレベル高いので、すごいのは俺のオタク超感覚ではなく、京都アニメーションの実力なのね。
それと、夜中に仕事場を脱走してオールナイトの「エヴァンゲリオン」を見に行ったら、満席で入場できませんでした。大人気作とはいえ、シネコンで深夜に満席なんて初めてです。昼間はどうなんだろうね? 夜型のお客さんが多そうだ(笑)。
腕時計型通信機って普及しないね :週刊少年サンデー07年43号 ― 2007/09/12
「チルドレン」はしょっちゅう話が長くなっちゃったり難しくなっちゃったりで、自分でも困っているのですが、ついて来てもらえない読者と編集者(笑)をいつまでも放置していているわけにはいきません。とはいえ、話もとっとと進めたい。
で、今回1ページぶん、あらすじ紹介の…というかそれをネタにした4コマを描いてみました。単行本でやってるようなネタを本誌でもおまけにつけたようなカンジ。実際やってみたら予想以上にハマってる気がしたのでしばらく続けることにしてみようかなと。連載内連載ってやつ?
誰かに「この漫画、なんでいつも4コマがついてるんだ?」と訊かれたら、
「元々『チルドレン』は椎名のデビュー作『Dr.椎名の教育的指導』という4コマ作品の中のネタのひとつなのだ。単行本には未収録だが」という嘘をお願いします(笑)。ページも喰うし手間もかかるので、飽きたらやめますけどね。
絶望先生10巻発売記念コメント ― 2007/09/14
こんばんわ、久米田先生。アニメも見てますよ。すごい画がきれいですね。OPもEDも曲も演出も最高。アニメスタッフにも深く愛されているのですね。
僕はいろいろあってね、名前変えました。これからは「メープルピンピン」です。神保町には締め切りを知らせる闇の時計台があるんですが、そこからのお告げで僕は椎名高志であってはならないという情報統合思念体からの命令がきたもので。あそこの文字盤は生肉でできているのだけど、それをつつんでいたのはボツ原稿だから、それを無駄にせず支柱の原料にもなっているんだよ。
あ…!! 鐘の音が!! 逃げろ! 緑のヤツが来る!!
すいません、「絶望先生」読んでない人には怖いコメントですね(笑)。逃避するのはこの辺にして仕事に戻ります。
食玩「世界の寄生虫」全11種:週刊少年サンデー07/44号 ― 2007/09/21
4コマ、第二回です。描くのキツくて現場では早くも泣きが入ってますが、編集部ではわりと好評らしいので、掲載位置向上へのはかない期待を込めて当分続けます。来週号からですんで、気に入ったらアンケートください。場合によっては全編4コマにしてもいいです・・・って、なにか見失ってないか、俺。
さて、ワタシの頭は今SOS団のことを考えるのに忙しくて他にはこれといって書くことがありませんすいません。オッサンなので話題が旬のときにハマれませんでしたごめんなさい。
だってさあ、人気が出始めた頃、人づてに話きいた限りじゃあんなちゃんとした作品だって思えなかったんだもん。当時、ワタシの周囲の人は、キャラの萌え属性の解説とか、シリーズ構成の反則っぷりの話とかしかしてくれなかったんだよね。
たしかにそこも「ハルヒ」の魅力なんだけど、「ジュブナイル小説へのオマージュをベースに、子供のままでいたいと思う思春期の願望をうまくテーマにした」とか、「オタク的スーパーナチュラルな存在が現実世界に入り込んでくるリアリティー演出のために、背景にはほとんど実在のロケ地が」とか、そういうところを教えてくれてたらなあ。そしたら「ほほうそれは漫画家として見ておくかあくまでも仕事のために」っつって、そのまま「長門萌え~」「大人朝比奈さん萌え~」「中学生ハルヒ萌え~~~」に突入できてたのにね、もっと早く。・・・あ、いや、今もそこまでじゃないですよ? 仮に、もー本当に万一なっているとしても、中年なので恥ずかしくて言えませんすいません。
まー要するにプロなんだから自分でもっと普段からアンテナ張っておけってことですね。経済誌とかで話題になる今頃ハマるなんてオッサン化しすぎだと反省しきりです。そんなわけでエアチェックをこまめにして、アニメ雑誌なんかも読むことにしました。とりあえず今は「スカイガールズ」が見てて楽しいです。女の子のお尻とか。
ちさとちゃんを描くとなぜがホッとします :週刊少年サンデー07/45号 ― 2007/09/28
仕事場のPCを家族にとられたので新しいのを導入しました。vista搭載なのでちょっと不安でしたが、なんだ、使えるじゃん。デザインも操作性もXPより好きかも。ただ、MediaPlayerのバージョンのせいでアニメのダウンロード視聴ができないみたいです。これでは何の意味もないですよ?(ないのか)
さて、4コマのおかげでギリギリ校了が続いてます。あの一ページにかかっているエネルギーは本編6ページ分くらいあるような。
例えるなら「ウルトラファイト」を真剣に作っちゃってるようなものなのですが、真剣に作っちゃったらダメかもしれない(笑)。あれは投げやり感が楽しいものだしね・・・って、「ウルトラファイト」知ってる人って少ないか(笑)。