アニメ第14話2008/07/06

それでもボクはやりました
 紫穂が接触を拒まれるシーンは、原作ではチルドレン三人の置かれた状況の象徴として一番最初に描いたのですが、アニメではこのエピソードに組み込むことに。
 シナリオは「シビアな現実」の処理に苦労されたようです。<ジャスティス仮面>はバランスをとるための工夫で、いい脚色だと思います。絵も可愛く描いていただいて、ありがとうございました!

 紫穂役の戸松遙さん、監督は「できる子だとはわかってたけど、これほどとは・・」と舌を巻いてます。ワタシも同感。ラストシーンの紫穂の芝居はイメージした以上に健気でいじらしくて、演出と相まってセンセイ泣きそうでした。
 ご本人はどうやったらこんなにさわやかな女の子ができるのか不思議なくらいの、めっちゃめちゃ素敵なお嬢さんです。きっと自分のことも周りのことも完全に信頼してて、強がったり背伸びする必要がないのね。だからますます周囲に愛されて、のびのびとがんばれる、みたいなそんなオーラが・・・ってか、可愛いなあ、もう!!!(←結論)

 紫穂のパパ役は中村秀利さん。娘にツンデレなパパを、シブく演じてくださいました。NHK『つくってあそぼ』のゴロリくん役で有名で、アシスタントにそう言ったら腰抜かしてましたけど・・・・いや、あのね、いつもあのしゃべり方なわけないから(笑)。
 犯人役の内田夕夜さんは例のあの番組で(笑)、二十面相のおじさんをなさってます。実はジャスティス仮面のおじさんは、初稿ではロリコン傾向もあって、「紫穂を嫁にする」みたいなことを言ってたんですよ。キャラの行動原理がブレると思ってやめてもらったのですが・・・惜しいことをしたかも(笑)。ちなみに出演いただけると決まったのはシナリオ完成後で、役名が「内田」なのは偶然だそうです。「少年探偵団」という東野くんの台詞も、調整の際、そうとは知らずにワタシがお願いしたものです。

 新EDテーマ『DATTE大本命』、いかがでしたでしょうか。可愛いよね・・・!
 画面はまだ<完全版>ではなく、少しずつ変更を加えていくそうです。監督によると「現時点ではまだ15%の出来です」 それはつまり、85%が間にあわ・・・・あ、いや、段階的に新しい要素が加わっていくなんて、見る楽しみが増える素晴らしい演出ですよねっ!!
 OPもコツコツと手が加えられていましたが、今回サビに大きな変更が。でも監督、スポンサーさんそっちにいないんじゃ・・・・(笑)?

 というわけで、キャラ三部作、どれもいい出来でしたね。ありがとうございました! 
 次回はグリシャム大佐登場です!

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