コミックス15巻発売中!2008/12/18

この表紙が目印

 小学生編のクライマックス(?)です。作品テーマ自体は短期集中版で描ききったと思ってまして、あとはそれをいろんな角度で掘り進んだり広げたり。物語の決着は未来にあるので、本当にそこを描く気なら、どこかで時間を進めなければなりません。ラストで急に時間を進めることにして、それまでずーっと子供でやってる方法もあるとは思うのですが・・・・未来に至るプロセスもダイジェストでなくちゃんと見たい気がしますし、小学生編を終えるならアニメ放送中がベストだろうと。
 
 目標は「俺のSFコメディー風味『赤毛のアン』」なのですが(笑)、こないだ完訳版で読み返したら名作過ぎてなんだかもう。高畑勲のTVアニメ版もものすごいですね。まー気持ちだけはそこを目指そうということで。買ってね。
 
 ところで、最初に立ち上げたHPの更新がもうめんどくさくて、TOPページがずーっと12巻でとまってます。いっそ閉鎖しようか迷ってますけど、まだなんか使い道もあるかもしれないので・・・・ま、そのうちなんか考えます。


アニメ第38話2008/12/22

薫は<ギャップ萌え>なのです

 結婚式に出席するため京都に行っていて、更新遅れました(アサブロは携帯から操作できないのね)。
 田中ほさな先生、結婚おめでとう(*^_^*)!!

 さて、物語の終局が暗示される『サイコ・ダイバーズ』の前編です。監督回だけあって、絵もシナリオも演出もスキのない良回でしたね。
 バッドエンドの全貌についてはまだ原作でもきちんと描いていませんが、当面物語は着々とソコに向けて動いてます。『チルドレン』全体が「なぜそうなるのか」という謎解きでもあるわけです。この先謎をまず解明して、次にそれをどう回避するのか、回避は可能なのかということを提示して・・・・先は長いなあ。

 薫がいい女になり、皆本とラブラブってのは、描いてる本人としてはなんかもうすげえ恥ずかしいシチュです。ワタシは真性のロリコンでは(たぶん)ないはずですが、それでも保護対象に実は萌えているというのがこのエピソードでは明白ですもんね。いやまー美少女三人に振り回される漫画を描いている時点で最初っからバレバレではあるんですが(笑)、そこを逃げずに正面から描いちゃったわけで。しかもそれを大勢のスタッフやキャストが映像化してくれて、TVでオンエアされるというのは・・・・・・なにこのものすごい羞恥プレイ(笑)。アニメ見ながら悶絶してました。

 「ニヤニヤ。センセイ、そんな趣味してるんですね。これがセンセイの妄想ファンタジーですか、ニヤニヤ」とか言われたらきっとその場で死ぬ。スタッフやキャストのみなさんにおかれましては、ぜひともそういうマネはしないでいただきたく・・・・・・・・いやそんな人いねえよ(笑)。
 
 黒巻の声は渡辺明乃さん。『to LOVEる』では戸松さんとカップルでしたが、来週はこの二人の一騎打ちになります。そーいや通行人カップルには白石さんと釘宮さんの声をお願いしたかったけど・・・・まあ、あれが例の二人かどうかはわかりませんもんね。最終的に誰と結ばれることになるのか、畑先生は聞いても教えてくれませんし、今はまだ読んでる方としても知りたくないし(笑)。


 

2008年終了(俺的に):週刊少年サンデー09/07号2008/12/25

なんか微笑ましいコンビ(俺的に)

 本当は年内にもう一本、例年ならもう二本終わらせておくべき所なのですが、とりあえずイロイロと限界なのでいったんスタジオは解散しました。手伝ってもらう仕事を先送りにしただけで、ワタシはその分まとめて年末年始に作業しないといけません。とにかくちょっと独りになりたかったとゆーか。
 だもんで、気分転換にちょこちょこここの更新もするかと思いますが、とりあえず先に2008年のまとめをすませちゃいます。

 忙しくて楽しくて苦しくて、あっという間の一年でした。夏とか何やってたかよく思い出せないんだよね。年末からがんばってきたけど、秋口くらいからHPが回復しなくなってきて、あとはずっとステータス<どく>みたいな状態。一歩歩くと「ビー」とか音がして体力減っていく、みたいな(^^;)。
『美神』の時はもっとキツかったはずなんだけど、あんときゃ20代だったもんね。忙しくなるのはわかってたんだから、事前に走り込んだり筋肉量増やしたりして、健康状態を底上げしておくべきだったなあ。
 
 そんなこんなでかなりヘロっちゃって、アニメ化というイイ時期をあんまり味わって楽しめてないのがもったいないんですが、それでもファンのみなさんやスタッフ・キャストなど、通常はお会いする機会のなかなかない、いろんな人たちに出会えて最高に幸せです。まーアニメの方はまだ作業も残ってて、オンエア終了には間があります。だもんで春先はもーちょいゆっくり味わえるかなと。

 連載の方はまだやっと中盤。序盤で終わるはずだったわけですから(笑)、この幸せはゆっくり味わいつつ、みなさんへの感謝を込めて引き続き頑張ります。来年もウチの子をよろしく見守ってくださいね。

 お疲れ様、みなさんよいお年を!

アニメ第39話2008/12/28

キスは大人になってから

 この回、後半Bパートだけアフレコ見学させてもらいました。何で後半だけなのかというと、例によって執筆が押して遅刻したのです。この日は可憐Girl'sがキャストの集合前に別録りのために来てたんですが、そのせいで会えなかったのが一生の不覚。
「そーいう大事なことは前もって言ってくださいよ!?」
「今日に限って椎名さんが来るっていうから、てっきり知ってるものと思ってましたよ? 『Girl'sが目当てで、きっと誰かに聞いたんだな』って」
 どーも関係者全員がそう思っていたようで・・・・ちょっと待って? そこには何か「椎名センセイは美少女のこととなるとモノスゴイ執念だから」みたいな間違ったプロファイリングがあるよね(笑)?
 
 
 今回の夢はただの夢ではなく、予知を元に兵部が組み立てた、実際に起こることのシミュレーションです。『チルドレン』ではエスパーとノーマル、それぞれの「正しさ」が衝突して、お互いが破滅する未来が待っています。テロとか戦争とかってそういうことですもんね。でもそこから抜け出すヒントは、もうこのエピソードの中に入ってます。
 「<子供の魂>を取り戻したとき、出口が見いだせる」・・・・意識的にやってたわけではないのに、なかなかいい主題ではないかなと思ってます。ちなみに薫の「ものすごい下ネタも思いつくけど~」というのは『赤毛のアン』のアン・シャーリーのセリフのパロディ。
 
 で、そのシーンの平野さんと中村さんのラブシーンを生で聴いてたわけですが。お二人とも素晴らしかったです、ありがとうございます! でもワタシは照れて照れて、なんだかもう。
 
 東野の「カニキングカードやる」を受けたちさとのセリフ、元はたしか「いいよ別に」とか、そんなでした。その場でふと思いついて『いらない』とか『え~欲しくない』とか、冷めたカンジでお願いできますかね」と音響監督にリクエスト。
 どうでもいい話に熱心につきあってくれるのはソレを仕事にしているキャバ嬢やホストくらいのもので、誰でも興味ないことには冷淡になります。空気読み損なって女の子にそれをやられちゃうのは、非モテ系男子にはリアルな日常。ワタシは福原香織さんの声質と柔らかい芝居が大好きで、その彼女の声でやられたらダメージでかくてゾクゾクするなあと(笑)。

 兵部が皆本に渡した写真に書かれていた字は、遊佐さんの字です。監督がスタジオで書いてもらってました。
 クレジットされてませんが、少年兵部の声は井上麻里奈さんです。

 この日は本編収録後にCDドラマの収録も二本あって、皆本・賢木チームとダブルフェイス・局長・柏木チームが、どっちが先に収録を済ませて帰るかを、阿弥陀くじで勝負して盛り上がってらっしゃいました(^_^)。
 負けて順番を待ちながら悔しがってる小杉さんたち。浅野さんが「小杉さんと少しでも一緒にいたかったから嬉しいです♡」と冗談でフォローしてて、ワタシの好感度ゲージ振り切れました。その気配り、素敵です、ますみん。
 男性チームのは、皆本と賢木のコメリカ時代の思い出。女性&局長チームのは、秘密のガールズトークってカンジです。年明けには可憐Girl's、ザ・チルドレン、お兄さん'sのアルバムも出るのだとか。買ってね。

 そうそう、ワタシからのリクエストをジェネオンさんと川口監督が聞いてくださって、今回だけEDが二番です。歌詞と内容を合わせてもらったのです。ありがとうございます!


 さて、次週は総集編。本当は放送ないはずだったのが、急遽番組編成上やることになったのだとか。一瞬「え!? スケジュール破綻して一本欠番になったの!?」とビビりましたが、そういうわけではないようです。中尾さんと佐藤さんのナレーションも編集も良くて、かなり楽しめますよ。ぜひ見てくださいね。BGMとして発売前の賢木のキャラソンがちらっとかかってましたけど・・・・谷山さんの歌唱力ぱねえ。仮歌の歌手の方も難しそうだった曲なのに、見事に歌ってらっしゃいます。