「高校生編」解禁直前 :週刊少年サンデー2014/41号2014/08/26


第三話完成です。絶チル高校生編はいよいよ明日、8/27(水)ごろ発売の週刊少年サンデー39号からスタート! 解禁までに小学生編を読み返しておくことをオススメします。ぜひ。ていうか既刊発売中なんで、まだの方はこの機会に買ってくださいませ。



 具体的な新シリーズの内容については掲載誌発売以降にぼちぼち語ったり語らなかったりしたいと思いますが、面白いですよ・・・・たぶん。当たり前ですが少なくとも私は面白いんじゃないかなーと思って描いてるわけで、それをみなさんが気に入ってくれて、仕込んだ仕掛けがこの先の展開でうまくいくことを祈るばかりです。

 「他人がどう思うか」を基準に行動すると、人間は決断できなくなります。今回の高校生編も路線や始め方はいろいろあって、どれにしようか迷いました。最終的にその中から一つを選び「これで行こう」と決断した理由は、私自身がそれを一番読みたくて描きたかったから。読者に対して一番失礼なのは自分で「イマイチだなー」とか「これの何が面白いのかよくわかんねえけどみんなこんなの好きなんでしょ?」的に思ってるモノを出すことではないでしょうか。

 ちなみにボツにしたバージョンでは、高校生に成長したチルドレン三人がカラー見開きページでイキナリ「いやーん!!」とか言いながら服が破れてるという・・・・・いやみんなは女子高生のそういうの好きかなーと思ったけどセンセイは女子高生のおっぱいとか尻とか太ももの何が面白いのかよくわかんないので失礼だなーということでボツ。ウソです。かなり真剣にそのネーム描こうとしてみたのですが、唐突すぎて無理があったという。やっぱなー新シリーズ最初の3Pでハダカってのはなー・・・・まあそのうちやりますね。

 あ、ただですね、代わりに女子小学生のぱんつ描きましたけど、それは別に女子高校生よりも女子小学生が大好きとかそういうことではないですマジでマジで。もしそうならあいつら成長させるわけないでしょ? 私は健全です

 とにかく明日発売の週刊少年サンデーよろしくです。

絶チル高校生編・COMING SOON! :週刊少年サンデー2014/40号2014/08/19

 いろいろあって遅れましたが二話目完成です。そして第一話掲載のサンデー39号の発売日が近づいてきてますね。『絶対可憐チルドレン』高校生編第一話は8/27(水)ごろ解禁です!


 漫画で若い世代を描くとき、「一人前」として描くのか「子供」として描くのかは作品ごとに異なります。たとえば学園スポーツ漫画なんかではたかだか17、8の小僧が歴戦の武士のような口をきくわけですが、それは「その年代の若者のコミュニティーと価値観が世界の全てである」という演出なわけです。だから1コ先輩なだけでものすごい古強者。大人目線ではどっちもたいして変わらない子供なのですが、それとは違う主観的なリアリティーを追求した結果ですね。

 絶チルはどちらかというと大人目線で子供をとらえた作品だと私は思っているのですが、でもまあ少年サンデー掲載作品であることもあり、そこら辺はバランスをとりつつというか。ていうか、描いているのが大人になれない漆黒の堕天使であるところの私なので、どっちかに完全にチューンするというのは無理かも。今現在の私が思うことを、スーパーナチュラルなものが活躍する子供漫画の言語で語る・・・そういうスタイルが私の好み。そして読んでくれた若い読者が年取って読み返したとき、「懐かしいなあ」ってだけでなく、「ああ、そういうことを伝えようとしてたのか」って思ってもらえると大変嬉しいです。

 ただ、すでに絶チルは始まってから10年経つんですよね・・。そんとき10歳だったらもう20歳ですよ。15歳だった読者は今もう25歳ですよ。若い読者の、そして私自身の当時の感覚で考えればものすごい長期連載です。

 そういえば40代の漫画家なんつったら超ベテランだと思ってました。当事者になってみるとまだせいぜい中堅の若造って感覚だという不思議。老眼とか代謝の低下とか加齢臭とか納得いかねえ。というわけで一仕事終わったので筋トレしてローラー台乗ってから寝ます。

<高校生編>スタート!! :週刊少年サンデー14/39号2014/08/07


 おひさしぶりです! 休暇から復帰しました。

 正直「休んだら休んだで、不安になって落ち着かないかもな・・」という予感もしてたんですが、全然そんなことありませんでした(笑)。

 仕事が恋しくならなかったのは、執筆再開までに体調を整えようと思ってかなり真面目に(?)休んだせいもあるかも。さほど遊び歩いたりすることもなく、かなり規則正しく生活して、体がガッタガタになってたので運動習慣を持つようにして、趣味や家事にいそしんで精神的にもストレスの少ない状態を心がけて。そしたらこれがもー特に生産的なことはしてなくても、ものすごい勢いで毎日がムダに過ぎていくんですわー。まー仕事中は仕事中でものすごい勢いで毎日がムダに過ぎていくので、私の人生の仕様がそうなっているだけかもしれませんが。

 というわけでもっと休むという誘惑は捨てがたいものの、多少元気は取り戻せたし家計も気になることだし、そろそろまた執筆の日々に戻りたいと思います。
 ブログの方も気負うのはやめて、特になんか言いたくなったとき以外は淡々と仕事のことを報告して行こうかなと。



 さて、掲載はまだ先だしあまりネタバレしたくないのですが、一応上の画像でわかる情報としては・・・
「高校生になってもパティはかなり相変わらずである」
「女子の制服はジャケット」
バレットは向こう向いてますけど、男子の制服も新調しました。そして何より、
「ちゃんと第一話描いて仕上げた」
という事実が明らかになっております。

掲載は8/27日発売の週刊少年サンデー39号です。今後ともウチの子たちをよろしくお願いします。



中学生編完結・最新39巻
豪華ゲストのお祝いイラスト&描き下ろしさぷりめんと収録の
別冊付き限定版発売中!!

この果てしないチルドレン坂を・・ :週刊少年サンデー14/13号2014/02/27

中高一貫校なので、本番は高等部の卒業式なのです。


お疲れ様でした! 絶対可憐チルドレン< 中学生編>完結です!!


この漫画、常に「大人の中の子供・子供の中の大人」みたいなものを主題に描いてますが、中学生といえばそのあたりが一番こじれるお年頃。なので、中学生編の真の・・・つーか裏の主人公は、実は兵部と悠理の二人でした。この漫画においては、彼らがその代表だからです。


彼らの抱える問題にどう決着をつけるかは、それが現実の何を象徴しているのかを考えると、なかなかデリケートで難しい問題でした。だもんでまー、竹を割ったようなわかりやすい話にはできませんでしたが、それなりの落とし所で、前向きで健全な解答を示たのではないかなあと思ってます。

 悠理ちゃんがチルドレンの友達になるところから始まり、そのふれあいを通じて成長し、立ち直るプロセスにからむことで兵部の中にも変化が起こり、悠理ちゃんが新しい道を進むことを決意して終わる・・・・ほぼ最初に計画した通りの流れで最後まで描ききることができました。


さて、そんなわけで次回から高校生編。伊号が予知し、フェザーが体験したバッドエンド時空からルートが逸れて、「未来の向こう側」に行く物語となります。これまでの主題は残しつつも、この先は子供ではなく若者の物語として描く予定です。 そしてこれが絶チルの最終章、ラストスパートですので 、よろしくおつきあいください!


--------------と、勢いよくこのまま始めたいところではあるのですが、その前にしばらく休養をいただきます。ちょっといろいろあったこともあり、心身ともにかなりバテてるもんで。

  まだちょこちょこ仕事の残りや雑用を片付けてはいますが、すでにリフレッシュモードに突入、現在はスタッフ慰安旅行で札幌に遊びに行って、いまこの文章は帰りの寝台特急カシオペア号の個室で書いているという。ドラマに出てくる作家みたいでちょっとカッコイイ。

 ただね、ものすごく楽しみにして予約したんですけど、よく考えたらせっかくの旅行の日程のうち十数時間を狭い車内に閉じこもるってのはどうなんでしょうね。仕事で疲れ切ってるときにはそれが一番いいリフレッシュになりそうな気がしたのですが、むさくるしい男同士で狭い個室に閉じこもってすでに12時間以上。早く仕事場に戻って漫画描きたいような気がしてきた・・・・ような気がしないでもないので、まあこれはこれで結果的にはいいか。次は北斗星とサンライズに乗りたいです。できれば女子と。

 というわけで、とりあえず最低でも1~2ヶ月は仕事を一切入れずに体力の増強とストレスの解消につとめ、夏を目処に再開予定の高校生編に備えます。それまでは大柿ロクロウ先生の『THE UNLIMITED兵部京介』コミカライズをよろしくおねがいしますね。



Blu-ray最終巻ついにリリース!! :週刊少年サンデー13/44号2013/09/26

『THE UNLIMITED兵部京介』DVD・Blu-ray、ついに完結!! ユウギリを取り戻すべく「あの男」との対決に向かった兵部とアンディの行く手に待つものは・・・!?
限定版には遊佐浩二さん演じる兵部京介の、録りおろし特典CDつき!!
スタッフが倒れるまで全力を尽くしたアンリミの世界を、高画質で一気見しよう!!

 


・・いやもーマジで、最後の最後になって五十嵐監督とたかぎさん倒れちゃいましたから。やっぱね、仕事は仕事なので、「ぶっ倒れるまで」ってのはものの例えとか気構えの問題であって、最終的には体は守らんといかんと思います。だからホント、この作品に限らず、業界のみなさんは体を大事にしてください。

 そういう私もアニメではさして活躍していないにもかかわらず、放送終了以来かなりヘロヘロ。「ウチで個人的な打ち上げやりましょう」と言いつつ、進行がガタガタでまったく遊びに行ったりできず、他にも各方面に不義理が続いている状況です、すいません。

 最終巻がリリースされて、あらためて全話見返すと、このアニメの兵部はかなり張り詰めている奴なんで、「大人になっても中二の心を失わずこの業界にいる我々は、あいつに半年も入れ込めばそりゃなんとなく感情がシンクロして消耗するわ」って思います。でも遊佐さんの声が入ると、どうしても放っておけない気に・・・・というわけでざっくりと、主に遊佐さんの名演技で関係者はアンリミテッドしちゃったという結論でよろしいですか。


 制作関係者全員とファンのみなさんのおかげで、兵部は当初私が生み出したときよりもはるかに深みがあって魅力のあるキャラになりました。ありがとうございます。アニメでみなさんが加えてくれた解釈も踏まえつつ、今後とも兵部を育てて行く所存です。

 大柿ロクロウ先生のコミカライズは第三話が始まったところで、新解釈を加えつつまだまだ続きますんで、そちらの方もよろしくお願いします!


 
 






 さて、執筆の際、私は無意識レベルで考えてることを大事にしてます。経験上、その方が頭で考えるよりも深いとこに到達できたり、キャラクターに血肉が通うことが多いので。

 で、アニメの企画が動き出したのに呼応して本編から兵部がいなくなったので、「あーこりゃアンリミの方に行っちゃったかもしれないな」と思ってました。「てことは、そっちが終わるタイミングで復活するだろう」と予測してたらその通りになったので、まーこれはもちろん私が心の中でそう思って動かしてたからなんでしょうけど、表層思考とは切り離してる部分が多いので、自分でもちょっと不思議で。

 今週は特にBlu-ray最終巻が発売されることもあり、兵部がどういう言動をとるのかなーと思いながらネーム切ってたら・・・・・・アンリミのとあるシーンのアンサーじゃないのかな、これ。「あんときあっちの世界ではやられたから、本編ではやり返す」的な。というわけで来週号発売までにアンリミのアニメ買ってあらためて見ておくように。これはセンセイからではなく、センセイの無意識に棲む兵部少佐からの命令・・・・・かもしれない