スカートを押さえる :週刊少年サンデー07/50号2007/11/06

 
 半日だけ早くアップしました。
 
  
 さて、漫画の場合は画面を作ってるのは作者な訳ですから、そこに描写されているものに基本的には偶然とか不測の事態はありません。だからパンチラは常に意図的に出したと解釈されます。でも、ワタシの場合、あんまり画力がないのもあって、そんなに自由に構図を作れるわけではないのです。
 
 で、まあ下心から意図的に出す場合もありますが、たいていは最初に描いた構図の中で見えちゃうのが自然なようなら描くというそれだけで淡々と描いてます。ミニスカで大暴れしたらそういうスキがない方がおかしいし。自然主義パンチラ。パンチラ印象派。
 
 でも、チルドレンでは主人公が幼いこともあって、なんか必要以上に過敏な反応があったりします。で、いろいろやってるうち「見えてしまう構図の場合、キャラがそれを気にするのもいいかも」と思うようになってきました。
  
 今回はアクション主体なのでけっこうスカートの中が見えちゃってますけど、キャラに余裕があるときは気を遣わせてみるのがここしばらくワタシがやってる演出方針。登場人物がカメラを意識するというのはフィクションのルールとして反則な気もしますが・・・バラエティー番組に出演中のタレントみたいに扱うのもキャラクターに実存感を生む手法のひとつとしてアリかもね。

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