オトナの時間 :週刊少年サンデー11/44号2011/09/21

 この次45号は休載です。ワタシはもう命を削るような無理はしない方針なので、もらえる休載は遠慮なくもらうのですが、編集部が休載をくれるのはいつもイレギュラーの仕事が重なったりした結果、スケジュールがギリギリのギリギリなのがしばらく続いたタイミングです。したがって休載することで入稿スケジュールは正常化しますが、ワタシ自身は別に休んでないのですよ。

 で、「『休みはちょくちょくやってる』みたいなカンジになってっけどさー、要するにそれは編集部がきわどい入稿のプレッシャーにワタシより先に音を上げたというだけじゃん」と言ったら「じゃあたまには休養をとってください」ということで、48号も休みになりましたありがとうございます(笑)。

 ふだんは何をするにせよ仕事の合間に時間をちょろまかすといったアレなので、本当の休暇がまる一週間というのは久しぶりです。スケジュールを先行する必要もあるのでフルには休めないと思いますが、この数年子供とは予定が合わずどこにも行ってないので、どっか連れてったりしたいなと。漫画が雑誌に載っていない状況を漫画家が喜ぶのはどうかと思いますが、これくらいは許していただきたい。

*   *   *   *


 さて、ワタシから見ると、中学生というのはどんな美少女も子供です。見た目が大人びていたとしてもよほど早熟で頭のいい子でないと、話しぶりや表情で「ああ、ほんの子供だな」と思います。したがってまあ手を出すことはないでしょう。いやマジでマジで。その程度にはワタシは健全です。大丈夫ですよ・・・・・・・・たぶん。

 が、ワタシの脳内『絶チルアカシックレコード』においては、若いとはいえワタシよりも遙かに健全で自制心も強いと思われる皆本が、そろそろチルドレンへの立ち位置を変化させることになっております。それはいったいなぜなのか・・・・とまあ、そういうことを描き始めたのが今回のエピソード。ワタシの思惑に彼らがどう反応していくのかは描いてみないとわからないことも多いので、作者としてもそこら辺は興味を持って見守っているところです。