漫画におけるクジ当選はありえない高確率 :週刊少年サンデー10/32号 ― 2010/07/01
スーパー行ったら、レジがちょっと混んでました。ワタシの番が来たとき、高校生男子と思われるバイトのレジ係、なぜかグズグズしてすぐに打ち始めません。ワタシをガン無視して、その背後数メートル向こうにいる上司に大声で怒鳴ります。
「店長おー、それオカシくないっすかあ!? 『今日15分休憩なくなった』って、オレ聞いてないっすよ!? 聞いてないっすよねええ!?」
顔をしかめてるワタシに気づいて、しぶしぶレジを打ち始めながらもずーっとブツブツ言ってます。「オカシーっすよねえ!? 聞いてないっすよねえ!?」
まあ若いんだから、目の前で待っている相手を無視してると怒鳴らることがあるとかみみっちいことでガタガタ言ってると雇い主でもない人に怒鳴られることがあるとか、そういうことはこれから学んでいくのだと思います。ま、ワタシには関係のないことです。が、黙って金を払って次のおばちゃんに交代したら、あのガキまだ言ってます。「オカシーっすよね!?」
ワタシはなんか無性に、このガキが生肉とか生魚の入った買い物袋を客にたたき付けられてビビる顔が見たくなってきました。そして偶然にもワタシの手には生肉とか生魚の入った買い物袋が。うずうずうず。
と、そのとき、客のおばちゃんがニコニコして
「大変ねえ。でも頑張って、若いんだからさ!」
レジ係は静かになり、小さな子供のふくれっ面でレジを打ち始めました。おばちゃんニコニコして「ありがと、じゃあね!」
おばちゃん素敵です。
おかげで生肉と生魚は無事に持ち帰ることができ、ワタシはいい歳をして自分もガキだったことに気づかされ、己の小ささに恥じ入りながらもなんかニコニコして仕事場に戻りました。人間どんなときにもニコニコして周囲を幸せにできるかどうかが大事なのですね。
・・・・とまあ、いい話でみなさんのハートをわしづかんだところで、いよいよ絶チル強化月間です。ワタシも営業がんばりますので、ぜひみなさんもお買い上げのほどよろしくお願いします。
それと、サイン会のUSTREAM中継をもくろんで機材をいろいろそろえたりしてましたが、やっぱ終了数日後に録画をオンエアするってのが無難かなあと。現場の通信環境が不明だったり、ツイッターやチャットでの反応を出演してる本人が見れない(笑)など、いろいろ考えるうちにアタマがパンクしそうになってるもんで。ただ、「ダダもれ」の同時性の魅力も捨てがたいんですよね。
「放送部ごっこ」自体は遊びとしてひじょうにおもしろかったので、近日また色紙でも描くところをゲリラ中継する予定です。ツイッターで突然告知すると思いますので、そのときはぜひまた見てくださいね。